帰宅部の補欠『気まぐれアニメファンが感想を綴る』の巻

観たアニメの感想を気まぐれに更新予定。完全に備忘録。文章力と語彙力はありません。

『Fate/Zreo』第22話感想(ネタバレあり)

皆様、おはようございます。こんにちは。こんばんは。

 

インスタ→X→Yahooの習慣が癖づいてしまってなかなかやめられません。

触らないときは全くと言っていいほど触らないタイプなので依存症ではないと思うけれど……。暇つぶしに触っている感じがとてもあります。触る頻度を少なくしなくては……と思っています。

 

 

 

以下ネタバレあり

 

 

 

今回の話はウェイバー君の(個人的)感動回!

老夫婦にかけていた暗示がいつの間にか解けていたようで、本当の孫ではないことがばれてしまった。

このことを直球に言うのではなく、「孫と見たいと思って作ったが本当の孫は来てくれなかった屋根の上」で話すおじいさん。孫にしては優しすぎとウェイバーに話すおじいさん。泣いちゃう。

ウェイバーの「怒らないの?」との問いかけに対しおじいさんは「悪さをするために住み着いているわけではなさそうだし、ばあさんも嬉しそう」とのこと。

おじいさんが寛大だし、ウェイバーが普段から嫌みたらしくなく優しく老夫婦に接してきたんだろうなと思える一幕。

最後の戦いに出るウェイバーをおじいさんは止めることなく「長い人生の中で命を張る場面なんてない」と話す。深い言葉……。

 

確かに、その時は大きな決断をしたと思っていても後に振り替えればそうでもなかったことって結構あるな、と私自身も振り返ってしまった

 

全令呪を使ってイスカンダルを見送る(予定だった)決断も自身の弱さや小ささを認めた上で本当に強いものしか最終決戦に行けない、自身はそこに相応しくないとの思いからなんだろうな、と勝手に推測。

「一人で行ってこい」的な令呪の命令であってもウェイバーを連れていくイスカンダル。このシーンもかっこいい。

 

場面が変わり、アイリと綺礼との対面。

綺礼は自身と切嗣は似た者、殺戮を繰り返すだけの空虚な存在と話していたが、アイリはこれを真向否定。

 

切嗣の願いは「全人類の救済、あらゆる流血の根絶」

 

綺礼は理解できず、「つまらん」とアイリを殺害。

けど、切嗣の願いを壊すことを決意し最終決戦に臨む……。

 

切嗣は根っからの悪ではなく「悪をもって悪を制す」ために多くの紛争地帯に出向いていた。それを理解しがたいと思う綺礼は根っからの悪。悪というか苦痛でしか愉悦を実感できないというべきか……。どちらにせよ相容れない2人。

 

今回の話で1番好きなシーンは、切嗣がボソッと「また、一人になった」と発する場面。

舞弥が死んで手足として動かせる人物がいなくなった、という意味だけではなく恐らく「また、一人ぼっちになってしまった」と悲しいと思う感情も言葉に乗っていたと思う。セイバーに対しては「頭数に入れてなかった」と発言しているのを見ると使い魔としての接し方を徹底しているな、という印象。

『Fate/Zreo』第21話感想(ネタバレあり)

皆様、おはようございます。こんにちは。こんばんは。

 

近所の森に烏の巣があるらしく、カァカァひっきりなしに鳴いたり血の気が多くなっているのか猫を追いかけたりしています。今のところ人間を襲ったという話は聞かないのですが少し怖いです。敵意がないオーラを出しながら通り過ぎています。

 

 

 

以下ネタバレあり

 

 

 

ライダーに連れ去られたアイリを追いかけるセイバー。

バイクで街中を疾走する場面やライダーの策略で崖崩れが起こっている山道を駆け抜ける場面がとにかくかっこよかった!セイバーの魔力で段々グレードの上がるバイク。最高にクールでした。

どうにかライダーの足を止めたセイバーだったがアイリの姿はなく、焦るセイバー。ライダーにとどめを刺さずその場を去る。事情を知らないライダーとウェイバーはぽかん。

 

さて、セイバーが「最初に追いかけていた」ライダーはというと、その正体は令呪で姿を変えていたバーサーカー

ビルの屋上にバーサーカーと雁夜、そして綺礼。

雁夜の失った令呪も監督の監督役特権で再度付与。ずるい。

雁夜は時臣に一矢報いたい憎悪の気持ちでいっぱい。その気持ちを綺礼は巧みに利用する。本当に最悪な方法で、自分の愉悦を求めるために。

 

アイリを攫った礼として時臣に会わせることを願う雁夜に会わせてやるから夜12時に教会へ来いと話す綺礼。そして実際に2人は教会で会うことができた。

ただ、時臣は既に亡き人となっているが……。

時臣が無くなっていることに驚く雁夜に更なる追い打ち。

時臣の妻、桜ちゃんの母の葵さんが教会に……。これも綺礼の謀。

どう場面を切り取っても葵さんには雁夜が時臣を殺したとしか見えない。

雁夜の言い訳も冷静には聞けない。最悪なシチュエーション。

葵さん、泣き崩れているだけなら良かったのに雁夜に対して「人を好きになったことなんてないくせに!」的なことを言ってしまう。

雁夜は葵さんと桜ちゃんの為に痛みにも耐えてきたのに、「好きな人」にそんなこと言われたらこっちも冷静ではいられなくなる。気づいた時には葵さんの首を絞めていた。

動かなくなった葵さんを置いて教会から出る雁夜。

 

……この様子を上から眺める綺礼とギルガメッシュ(悪趣味極まりない)。

ギルガメッシュはつまらんと言っていたが、綺礼には少し自身の愉悦と向き合い酒を旨くしたようだ。どんどん極めて行っちゃうよ……。

 

今回の1番好きなシーンはバイクで疾走するセイバー。

バイク音・ドライブテクニック・走行しながら剣を振うetc...格好いい。

『Fate/Zreo』第20話感想(ネタバレあり)

皆様、おはようございます。こんにちは。こんばんは。

 

冬に比べると日が延びて18時くらいでもめちゃめちゃ明るくて時計を見ないと時間感覚が狂いそうです。いつまで経っても冬仕様の体内感覚時計……。

「まだ明るいな~」と調子に乗っていたら19時だった、なんてことはザラにあります。

 

 

 

以下ネタバレあり

 

 

 

切嗣の過去編が終わって話は現在に。

聖杯戦争も終盤に差し掛かり、生き残っているのはセイバー陣営・アーチャー陣営・ライダー陣営・バーサーカー陣営。

「陣営」といってもアーチャーのマスターである時臣は謀殺されていて綺礼が新しいマスターになっているイレギュラーも起こっているしあまり意味をなさない括りにはなっていると思う(笑)

 

ウェイバー君はイスカンダルの魔力消耗に気づき召喚した土地に向かい休息をとり今後に備える動き。そのおかげで偵察に来ていたセイバーに見つからずに済んでいるラッキーボーイ。

 

雁夜は既に身体がボロボロ。聖杯を勝ち取りたい臓硯の秘策「桜の血を吸わせた蟲」を無理やり食べさせ蟲が桜から吸い取った魔力で最後の戦いに臨むように伝える。

ここ、エグイな~って思ったのが、助けたいと思っていた桜から吸い取った魔力を無理やり摂取させたこと。救いたいって思っている気持ちを思いっきり踏みにじる行為で胸糞悪い……。

 

アイリも体力が限界に近づいてきていて最後の見舞いになる雰囲気満載で切嗣と話す。

外の世界に出られて嬉しいと話すアイリ。切嗣は表情を変えずに話を聞いていたけど内心辛いだろうなってのがひしひしと伝わった。多くを救うために少数を犠牲にする、その中に大切な人が居たとしても……。あー心が痛い。

 

切嗣が遠坂邸に向かっている隙にアイリと舞弥が隠れている土蔵にライダーが押し入りアイリを誘拐してしまう。切嗣は令呪でセイバーを土蔵に向かわせるが時すでに遅し。瀕死の舞弥しか残されていなかった。セイバーはライダーを追い、夜になり切嗣が土蔵に到着。暗くて表情は見えなかったけど舞弥に「泣いたらダメ、奥様に取っておいて」と言われていたから人の死を悲しみ、痛んでいる表情をしていたのだろうと思うと……。いつもは冷酷・冷徹の切嗣の人間としての、本来の衛宮切嗣としての感情が出ていたシーンでした。

 

今回の1番好きなシーンは令呪で瞬間移動するセイバー。

転送されるエフェクトがTHE魔術!って感じでとても好きでした。

『Fate/Zreo』第19話感想(ネタバレあり)

皆様、おはようございます。こんにちは。こんばんは。

 

急に暑くなってきて体調管理が難しい季節となりました。

健康にも気を使いたいなと思っているので最近スイミングに通うようになりました。

水の中に入ると体重が軽くなった感覚がありますが実際はそんなこともなく……。

水の抵抗もかなりあるので全身運動にはお勧めです。

 

 

 

以下ネタバレあり

 

 

 

前回と今回の話が切嗣の人生を変えたといっても過言ではない。

ナタリアに拾われ一緒に暗殺業を行う中で疑似的ではあるが「家族」を感じていた切嗣。

ナタリアも同じように「家族」を感じていたと思う。2人の最後の会話を見ていて強く感じた。

誰も悲しまない・傷つかない世界にするために切嗣は父を殺し、ナタリアも殺した。

 

体内に蜂を仕込んでいたことを予測できなかったと言われればそれまでだけど、できていたとしてもならどこで暗殺するかという話になってくる。

今回のように密室空間で倒すしかないのは明白……。

切嗣は「多くを救うために1人を犠牲にする」選択をし、地獄と化した飛行機もろともナタリアを……。

 

この「1人の犠牲」が自身の大切な人になってしまう辛さ。もどかしさ。

飛行機を爆破した後の号泣する切嗣に胸が張り裂けそう……。

もう後戻りできない切嗣の物語の前夜って感じ……。

 

今回の1番好きなシーンは、切嗣とナタリアの隠れ家での描写。

初め、ナタリアは暗殺術を切嗣に教えるつもりはなかった感じがあったけど言っても聞かない切嗣に厳しくも銃の使い方・起源弾の作成等世話を焼いてくれていた。

異常であるかもしれないが「家族」を感じさせてくれた。

『Fate/Zreo』第18話感想(ネタバレあり)

皆様、おはようございます。こんにちは。こんばんは。

 

最近、特に乾燥して言うわけでもないのに咳が出ます。

しかも、コンコンってやつではなくゲホゲホって感じのやつ。

一気に喉の水分が持っていかれるような、そんな感覚です。

 

 

 

以下ネタバレあり

 

 

 

今回から2,3話は衛宮切嗣の過去編。

初回で観た時、衝撃でした。こういう出来事を経て現在の衛宮切嗣が誕生したのだと思うとやるせない気持ちで。段々と表情に笑顔が無くなっていく切嗣は見ていてつらいです。

 

とある島で実験に没頭する切嗣父と助手のシャーレイ。

不老不死の実験?をしていて島の他の人たちは全くと言っていいほど切嗣父には近づかづ、そんな状況をシャーレイは憂いていた感じ。

 

「先生の実験はもっとみんなに認めてもらうべき!」

 

尊敬するのは良いけどこの気持ちが最悪の結果を引き起こす原因になってしまったんですよね……。

 

結果から話すと島は恐らく切嗣以外死亡。

村人はゾンビ化して後に来る魔術協会やらなんやらに殺されてしまう運命。

原因は切嗣父の作った薬をシャーレイが使ってしまったから。

使徒(吸血鬼)になる前のまだ意識のあるシャーレイを切嗣は見つけたが、シャーレイからの「完全に変容する前に殺して、今ならまだ間に合う」との願いを実行できず教会に駆け込む。シャーレイのことが好きだった切嗣少年にとって好きな人の息の根を止めることはそりゃできないですよねって感じで。

そうこうしているうちに島中の人々がに使徒化してしまい、切嗣1人ではどうしようもできない状況に。襲われそうになったところをフリーの魔術師に助けられ、騒ぎの原因になった魔術師を探していると話をされる。

この時、切嗣はどんな気持ちだったのだろうか……。好きな人を指示したわけではないが使徒化させ村を壊滅させた悪者が父親。

「この人を生かしておいたらまた使徒の研究をして同じことを繰り返す」と話し自身の父を殺す決断を下す切嗣。少年に背負わせるのには重すぎる荷物……。

「島の外までは出してやる。持っていくものは?」の問いに「ないよ」と泣くわけでもなく引きつった顔で答える切嗣。

燃える島を背に脱出するシーンで今回は終了。この後も絶望が待っているんですが、ほんとにこれが原点って感じです。

 

今回の話で1番好きなシーンはシャーレイが「ケリィはどんな大人になりたいの?」と問いを投げるシーン。切嗣は照れてしまって答えは言わなかったけど心にあった「将来の夢」が切嗣を苦しめていってしまうんですよね~。月が照らす夜の海での綺麗なシーンだったけど綺麗故にこの後の悲しさがより引き立ちます。

『Fate/Zreo』第17話感想(ネタバレあり)

皆様、おはようございます。こんにちは。こんばんは。

 

買いだめしているメルティーキッスをおやつとして食べているのですが冬限定の商品だからか、しばらく手に持っていると溶けてしまいます。

これからの季節、チョコレートは冷蔵庫の中が必須ですね。

 

 

 

以下ネタバレあり

 

 

 

今回の話は一言で表すなら「言峰綺礼覚醒」

良い方向での覚醒ではなく真逆の悪い方の覚醒ですけど。

師である時臣を謀りギルガメッシュと契約……。

裏切りは物語としては面白いと感じるタイプです。

聖杯戦争を通して愉悦の在りかを探し、答えを得られる場所まで来て「言峰綺礼がいてはアインツベルンとの共闘が出来ないから聖杯戦争を降りてくれ」なんて言われても止められる訳ないじゃないですか……。ちゃっかりアインツベルンの隠れ家を探していたんだし、聖杯戦争から降りるつもりなんて毛頭もなかった綺礼。策士。

 

時臣も綺礼を警戒しておけば……って思うけどそれまでの働きが100点だったし弟子だし言峰父子+遠坂家で聖杯取ろうと協力していた関係だったし疑いすらしなかったんだろうな、と。

一番悲しいのは残された凛ちゃんと葵さん。この後もっと綺礼の黒いところが出てくるんですけどね!!!第5次聖杯戦争まで続くよ!!!

 

今回の話で1番好きなシーンはこと切れた時臣のそばで綺礼とギルが契約を交わしているシーン。ギルの乗り換えの速さが段違い(笑)

まぁ、聖杯戦争の本来の目的を知ってりまったから時臣を見限った形になるんだろうけど。2人の利害が完全に一致した結果、最悪の結果が生まれてしまった感じ。

『Fate/Zreo』第16話感想(ネタバレあり)

皆様、おはようございます。こんにちは。こんばんは。

 

花粉の時期が過ぎたはずなのに目が痒いです。

なので、薬局で購入した目薬が手放せません。

無意識に目を擦ってしまうのを止めたいですが、寝ぼけている時は思わず掻いてしまいます。

 

 

 

以下ネタバレあり

 

 

ディルムッドとケイネスの相性が悪すぎた故の結果……。

ディルムッドはケイネスに忠誠を誓っていたがソラウがディルムッドの泣き黒子による呪い?を受けて惚れてしまい、ケイネスは色目を使ったと𠮟責。

昼ドラ並みの三角関係……。

切嗣にこの穴を突かれ、謀によりケイネスとソラウは聖杯戦争から脱落しディルムッドは令呪によって自害。こんな悲しいことがあっていいのだろうか……。

ソラウを人質に「衛宮切嗣」にはケイネスとソラウは殺せない、という契約の代わりにてディルムッドに自害を要求する令呪を使わせた。この命令によってディルムッドは消滅。ケイネスとソラウは無事…。という訳ではなく「舞弥」によって殺害。

「僕には殺せない……。僕には。」という切嗣の言葉。軍師すぎる。

 

セイバーにとってはランサーと共に誓い合った「騎士の戦い」を騙し討ちの道具として使われたようなもので。やり方も汚くどう良い様に解釈しても騎士道に反していて最悪。切嗣の過去を知っている身としては、戦場=地獄の方程式になるのは納得がいくし、悪をもって悪をなすやり方は合理的で筋は通っているけど人としての感情は捨てなくては選べない選択だと思う。

このシーン、切嗣はセイバーへではなくアイリに話している感じがして、というかセイバーに対しては面と向かって話しすらしてないからな、今まで。

セイバー恐怖症か?とかふざけたことは言えないけど。

けど、この短時間の短いやり取りの間で「切嗣の意志」をある程度見抜いたセイバーが凄い。「正義の味方になりたかったのでは?」の問いかけにキッと睨み返す切嗣。

「英雄なのに世界を救えなかった貴方が言うか?」みたいな感じで私は読み取りました。

 

今回の1番好きなシーンはランサーの自害シーン。

悲しみと憎しみ一杯の呪いの言葉を吐いて散っていった姿に胸が苦しいです。