皆様、おはようございます。こんにちは。こんばんは。
最近、特に乾燥して言うわけでもないのに咳が出ます。
しかも、コンコンってやつではなくゲホゲホって感じのやつ。
一気に喉の水分が持っていかれるような、そんな感覚です。
以下ネタバレあり
今回から2,3話は衛宮切嗣の過去編。
初回で観た時、衝撃でした。こういう出来事を経て現在の衛宮切嗣が誕生したのだと思うとやるせない気持ちで。段々と表情に笑顔が無くなっていく切嗣は見ていてつらいです。
とある島で実験に没頭する切嗣父と助手のシャーレイ。
不老不死の実験?をしていて島の他の人たちは全くと言っていいほど切嗣父には近づかづ、そんな状況をシャーレイは憂いていた感じ。
「先生の実験はもっとみんなに認めてもらうべき!」
尊敬するのは良いけどこの気持ちが最悪の結果を引き起こす原因になってしまったんですよね……。
結果から話すと島は恐らく切嗣以外死亡。
村人はゾンビ化して後に来る魔術協会やらなんやらに殺されてしまう運命。
原因は切嗣父の作った薬をシャーレイが使ってしまったから。
使徒(吸血鬼)になる前のまだ意識のあるシャーレイを切嗣は見つけたが、シャーレイからの「完全に変容する前に殺して、今ならまだ間に合う」との願いを実行できず教会に駆け込む。シャーレイのことが好きだった切嗣少年にとって好きな人の息の根を止めることはそりゃできないですよねって感じで。
そうこうしているうちに島中の人々がに使徒化してしまい、切嗣1人ではどうしようもできない状況に。襲われそうになったところをフリーの魔術師に助けられ、騒ぎの原因になった魔術師を探していると話をされる。
この時、切嗣はどんな気持ちだったのだろうか……。好きな人を指示したわけではないが使徒化させ村を壊滅させた悪者が父親。
「この人を生かしておいたらまた使徒の研究をして同じことを繰り返す」と話し自身の父を殺す決断を下す切嗣。少年に背負わせるのには重すぎる荷物……。
「島の外までは出してやる。持っていくものは?」の問いに「ないよ」と泣くわけでもなく引きつった顔で答える切嗣。
燃える島を背に脱出するシーンで今回は終了。この後も絶望が待っているんですが、ほんとにこれが原点って感じです。
今回の話で1番好きなシーンはシャーレイが「ケリィはどんな大人になりたいの?」と問いを投げるシーン。切嗣は照れてしまって答えは言わなかったけど心にあった「将来の夢」が切嗣を苦しめていってしまうんですよね~。月が照らす夜の海での綺麗なシーンだったけど綺麗故にこの後の悲しさがより引き立ちます。